がっかりだ。

先日、頭痛外来、２回目の受診。

我が子は、前日の夕方から、頭痛があり、クリニックには行けない。と。

当日キャンセルは、申し訳ないのと、我が子への接し方、のアドバイスが欲しくて、母が１人で受診した。

片道１時間半かけて、予約の時間から１時間待って、やっと呼ばれる。

診察室に入るや否や、お子さんはどうしましたか？　　と、先生。

受付で、我が子は体調が悪く私だけの受診である事は、伝えた。
受付から、先生の元にいく書類にも、その事は書いてあった。

なのに、今、初めて子供がいない事に気づいたのか。

一通り、最近の我が子の様子をお伝えすると、

お子さんがいないと、薬も出せない。　　と。先生。
それは、当たり前の事だ。

お母さんと話していてもらちがあかないので。　　と、先生。

らちがあかないのは、分かりますが、私はどう接したらいいか分からないので、ひとりでも来ました。
と、母。

すぐに治るような病気では、ありませんので、長い方は、五年も通っていますから。　　と、先生。

そんな事は、承知している。すぐに治らないから、遠方からはるばるアドバイスを求めてやってきたのである。

次の方がいますので。　　と、先生。

酷い、酷すぎる！
次の方がいるのも、勿論承知だ。
１時間、待合室で待っていたのだ。
次から次へと我が子のように、先生を頼って受診にくる様子は、目に入る。

最後に、一応次の予約を入れましょうと。
お子さんが来れなければキャンセルして構いません。　　と、先生。

母の話は、聞く耳をもたないらしい。
そうだ、母と話してもらちがあかないのだ。

涙が出そうになったが、この先生の前でなんか、涙を流すものか、と思った。


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